(a~c)大腿動脈の位置を確認する。大腿動脈と大腿静脈は並走しており,頭側の血管が大腿動脈である。静脈よりも若干細く,弾性がある。
(d) 大腿動脈を分離し,ターニケットを設置する。
(e) No.11のメス刃または眼科用剪刀などで大腿動脈を切開し,BCを挿入する。
(f) カテーテルを血栓部位まで進める。
(g) 血栓部位から頭側にカテーテルが通過したことを確認し,バルーンを膨らませ末梢に移動させる。
(h) バルーンを拡張させたままだと引き抜けないため,バルーンの空気を若干抜き,血栓を血管外へ引き出す。血栓除去後,動脈から血液が噴き出すため,左右とも同様の作業を行い血栓の取り残しを防ぐ。
図6 BC法による血栓除去術(体位: 仰臥位)
2024-07-09
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