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小動物臨床にかかわるすべての獣医師へ 見て学ぶ超実践手技ガイド
＜シリーズコンセプト＞
獣医療の現状として、臨床現場に出たばかりの若手の獣医師（研修医）は、学校教育での学びと臨床現場で求められるスキルのギャップに戸惑う場面が少なくありません。
本シリーズでは、「若手獣医師が卒後すぐの現場で求められるスキルを身に付けられる」をコンセプトに、現場で必要とされている手技の解説を行っています。
手技をイメージしやすく、より理解を深められ、さらに実際の業務にそのまま活用できるように、写真やイラスト、動画を多く用いていることが特徴です。
【目次】
序文
本書の使い方
●第1章 総論
・ 外科縫合の原則
はじめに
用語の定義
創傷治癒の形態
創傷治癒の治癒過程
創傷治癒に影響を与える因子
・ 縫合針
はじめに
構造と分類
・ 縫合糸 —種類と特性—
はじめに
縫合糸の分類
縫合糸のサイズ
部位ごとの縫合糸の選択
縫合糸一覧
・ 縫合に用いる器具
はじめに
器具一覧
●第2章 結紮
・ 両手 本結び
・ 両手 逆結び
・ 両手 外科結び
・ 片手 本結び
・ 片手 逆結び
・ 深部結紮
・ 器械 本結び
・ 器械 逆結び
・ 器械 外科結び
●第3章 縫合
・ 単純結節縫合
・ 単純連続縫合
・ かがり縫合
・ 水平マットレス縫合
・ 垂直マットレス縫合
・ 皮下水平縫合
・ 皮下水平連続縫合
・ 皮下垂直縫合
・ 皮下垂直連続縫合
・ ギャンビー縫合
・ クッシング縫合
・ レンベルト縫合
・ 単純結節吻合
・ 単純連続吻合
●第4章 実践
・ 皮膚縫合・皮下縫合・皮内縫合
皮膚・皮下・皮内縫合の実際
症例1 皮膚腫瘤切除後の閉創
症例2 鼡径ヘルニア輪閉鎖後の閉創
・腹壁の閉鎖
腹壁の閉鎖の実際
症例 肝葉部分切除時の腹壁の閉鎖
・血管結紮
血管結紮の実際
症例1 去勢手術（閉鎖法）における血管結紮
症例2 去勢手術（開放法）における血管結紮
症例3 卵巣子宮摘出術における血管結紮
・胃・腸管の縫合
胃・腸管の縫合の実際
症例1 腸切開後の腸管の縫合
症例2 腸管腫瘤切除後の腸管吻合
・膀胱の縫合
膀胱縫合の実際
症例 膀胱切開の閉鎖
・子宮の縫合
子宮縫合の実際
症例 帝王切開後の子宮の縫合
≪Column≫
01 外科結びのコツ
02 皮膚縫合に逆三角針が選択される理由
03 縫合糸の装着方法
04 知っておきたい縫合糸のいろいろ
05 抜糸時の注意点
06 鉗子／持針器の持ち方
07 「バイト」と「ピッチ」とは？
08 鑷子の持ち方
09 メス刃の扱い
10 リークテスト
11 二等分法とは
12 スキンステープラー
13 第一結紮が緩んでしまうときの縫合のコツ
14 連続縫合をおえるときの結紮方法
15 ペンローズドレーン留置方法
索 引
監修者プロフィール／執筆者プロフィール
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