骨折整復後の有害事象と言われると、筋萎縮、インプラント破綻、骨髄炎、癒合不全などを考える先生が多いのではないでしょうか。
本講義の症例は、ラブラドール・レトリーバー、14歳齢、避妊雌、21㎏で、2歳時に脛骨骨折整復で用いたプレートが破損したとの主訴で来院されました。
食欲も廃絶し自力起立不能を呈している本症例に対して考えられる鑑別診断はどのようなものが検討されるでしょうか。
遭遇頻度は低いけれども知識としておさえておくべき鑑別診断のポイントを、井坂光宏先生に解説していただきます。
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2020-12-29 18分